日本ホメオパシーセンター名古屋本部で、第一月曜・第三火曜・
水曜日を担当している竹内基幸ホメオパス(JPHMA認定ホ
メオパスNo.0864 )に、以前に書いてもらったシリーズ
『咳・喘息について』を再掲します。
竹内基幸ホメオパスの自己紹介(CHhom在学中のインチャ癒し)
http://nagoya.homoeopathy.ac/2016/01/chhom-125c.html
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咳・喘息についていろいろ書かせていただきまし
た。(過去の記事は、ブログで見ることができます。一番下にURL
がありますので、ご覧ください。)
今回は、咳のレメディーについて、ご紹介させていただきます。
『②咳・喘息の段階的な進み具合』で書かせていただいたように、
咳・喘息には段階があります。その段階において出ている症状を
よく観察してレメディーを選んでみてください。
咳は体の中の老廃物やいらない粘液を排出するために出るので
すが、なかなか最初から粘液(痰)は出ないので、そういう時の咳
は空咳(乾いた咳)となります。
空咳(乾いた咳)には、
・Acon(アコナイト/ヨウシュトリカブト)
・Bry(ブライオニア/ブリオニア)
・Ip(イペカック/吐根)
・Spong(スポンジア/焼き海綿)
空咳が連続してとまらない咳の場合は、
・Cupr(キュープロム/銅)
・Ign(イグネシア/イグナチア)
・Cor-r(コラリューム・ルブ/ベニサンゴ)
次に粘液を出そうとして、気管支が細くなりヒューヒューと喘鳴が
なります。その場合には、
・Cham(カモミラ/カモミール)
・Chin(チャイナ/キナの樹皮)
・Ign(イグネシア/イグナチア)
・Spong(スポンジア/焼き海綿)
気管支が細くなったために、粘液(痰)が出やすくなりますので、ゼロ
ゼロした咳に変わってきます。その場合には、
・Ant-t(アンチモンタータリカム/酒石酸アンチモン)
・Cupr(キュープロム/銅)
・Chin(チャイナ/キナの樹皮)
・Hep(ヘパソーファー/硫化カルシウム)
次に、粘液(痰)を排出できるようになってきます。そうしたら痰を
よく観察してみてください。
痰が黄色や緑色の場合には、
・Puls(ポースティーラ/セイヨウオキナグサ)
・Phos(フォスフォラス/リン)
・Stann(スタナン/錫)
粘り気のある痰には、
・Ars(アーセニカム/三酸化ヒ素)
・Cham(カモミラ/カモミール)
・Phos(フォスフォラス/リン)
レモン色の痰の場合には、
・Kali-c(ケーライカーブ/炭酸カリウム)
・Puls(ポースティーラ/セイヨウオキナグサ)
・Phos(フォスフォラス/リン)
痰が泡立っている場合には、
・Ars(アーセニカム/三酸化ヒ素)
・Phos(フォスフォラス/リン)
・Puls(ポースティーラ/セイヨウオキナグサ)
注意深く、今出ている症状を観察してあげると、より最適なレメディー
が見つかると思います。お子さんが喘息でしたら、お母さんはお子さんを
よく見てあげて、苦しそうだったり、チアノーゼになっていたら、無理を
させずに病院に連れていってあげることが大事だと思います。
それもお母さんの愛だと思います。
喘息はなかなか難しい慢性病ですので、セルフケアでは難しいところが
あります。そういった場合には、根本や遺伝的傾向を見ながら行っていく
「ホメオパシー健康相談会」にかかってみてください。お近くに良いホメ
オパス(ホメオパシー療法家)の出会いがありますように!
『①秋は「肺」の季節』
『②咳・喘息の段階的な進み具合』
『③段階毎に見極め(病院とうまく付き合う)』
『④咳・喘息や肺と交感神経・副交感神経との関わり合い』
『⑤呼吸と横隔膜の働きとレメディー』
『⑥台風などの低気圧と咳・喘息の関係』
『⑦冬の夜に冷え込んできて咳・喘息になる』
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Eメール CHhom-nagoya@homoeopathy.ac
http://www.homoeopathy.ac/11reserve/20190131_mizuho.php
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