日本ホメオパシーセンター名古屋本部のホメオパスのホメオパシー
健康相談会でのケースを紹介していただくコーナーです。
毎週木曜日に担当していただいています、とっても明るく人気の
松本美千代ホメオパス(JPHMA認定ホメオパスNo.0510 )に
『先天性の斜視と毎日の夜尿が改善したケース』を紹介して
いただきます。
松本美千代ホメオパスの自己紹介:
http://nagoya.homoeopathy.ac/2015/03/post-e4ce.html
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クライアントさんは、5歳の女の子で、左斜視(先天性:産まれた時から)と
夜尿を改善したいということで相談会に来られました。
【相談会1回目】
改善したいこととして、
・左の眼が斜め外側の上にいく。手術を勧められているが避けたい。
精神的に不安なときや怖い時や、疲れた時に斜視になる。
・夜尿は毎日。昼寝でも排尿してしまう。
というものでした。
夜尿に、Nat-m(ネイチュミュア/塩化ナトリウム)
斜視に、Bell(ベラドーナ/セイヨウハシリドコロ)、
Sec(スケイリー/麦角)、Gels(ジェルセミューム/イエロージャスミン)
などをメインに液体レメディーで、
それに予防接種のコンビネーションレメディーに加えてティッシュソルト
(以下、TS)を出しました。
その結果、
斜視が少し改善(毎日外れるが幅が減った)、夜尿は変化なしでした。
【相談会2回目】
夜尿に変化がないためNat-mからCaust(コースティカム/水酸化
カリウム)に変更し、Puls(ポースティーラ/セイヨウオキナグサ)を
加えました。
ホルモンバランスを整えるために、Sep(シーピア/イカ墨)
サポートとして、泌尿器系に作用するマザーチンクチャーの
φBerb-v(バーバリスブイ/セイヨウメギ)に加えてTSを出しています。
その結果、
斜視がかなり改善。緊張すると少し出る程度に。夜尿は変化なしでした。
その後、斜視の状態は徐々に良くなってきているが、夜尿の方に焦点を
当てて相談会を数回行いました。
【相談会7回目】
成長が遅い感じ、体温が低くとても寒がり、怖がりなど考慮して
ホルモン関係の不調を、これまでとは視点を変えてレメディーを選び
なおしました。夜尿によいAcon(アコナイト/ヨウシュトリカブト)、
Nat-c(ナットカーブ/炭酸ナトリウム)。ホルモンを分泌する腺の
・Thyr(サイロイダイナム/甲状腺)を子供の夜尿に、
・Thym-gl(サイマスグランド/胸腺)を成長の問題に。
腸をサポートするために、腸内細菌を数種出しました。
その結果、
夜尿は極まれに起きるまで改善。斜視もほとんど改善に至りました。
【考察】
斜視については、早々に改善されました。先天性ということでしたが、
母親が妊娠中及び妊娠前に接種した予防接種も影響していると思います。
夜尿には時間がかかりましたが、TBR(ザ・ボーニンハンセン・レパートリー)や
QX-SCIO、ワード検索でレメディーを絞り込み、最終的に改善しました。
また、甲状腺のサポートも良かったと思います。
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※本ケースのクライアントさまには、ブログの許可をとって、掲載させて
いただいています。
松本ホメオパス、ありがとうございました。
最終的には、7回の相談会で2年間かかって、症状が改善していきました。
先天性と診断されても、ホメオパシーには解決法があり、改善する
可能性を持っています。また、夜尿症についても相談会に入った方が
よりスムーズに改善することもあります。そういう意味でも、ホメオパシー
健康相談会はおススメですよ!
日本ホメオパシーセンター名古屋本部では、ホメオパシー健康相談会の
他にも、いろいろメニューをそろえています。まずは、電話・メールにて
お問い合わせください。
◆TEL:052-533-0171 ◆Mail:center-nagoya@homoeopathy.co.jp