前回のブログでは「風邪・インフルエンザに『手洗い』は有効か?」
http://nagoya.homoeopathy.ac/2015/11/post-6930.html
について書かせていただきました。
今回は、「風邪・インフルエンザに『マスク』は有効か?」について
考えてみたいと思います。
この時期、電車に乗るとマスクをつけている人がいっぱいいます。(私はメガネが曇るのでマスクはしませんが・・・)
マスクをつけている人が多い光景は、外国人にとって奇怪にうつるようです。
細菌の大きさは、1~5μm(マイクロ:1mm×1/1,000)
ウイルスの大きさは、20~970nm(ナノ:1mm×1/1,000,000)
と細菌より、粒子がかなり小さいことが分かります。
一方、マスクで捕捉できる粒子の大きさは、
・マスクの主流(不織布製) :5μm以上
・一般医療用 :0.3μm以上
・市販されているナノフィルタ:0.03μm以上
となってます。
細菌は捕獲できそうですが、インフルエンザウイルスの捕獲は難しいようです。
しかし、インフルエンザウイルスは高い気温と湿度の環境では
繁殖できません。
乾燥した冷たい空気をマスクを通して吸うと、空気が暖かく湿る
ので、ウイルスが嫌いな環境を作ることができます。
そういう意味で、マスクは効果があるんですね。
(高い気温と湿度でメガネも曇るわけです。)
風邪の引き始めや喉が痛いときにも、喉にうるおいをあたえるために
マスクが有効です。
そういう時は、以下のレメディーをとって、マスクをつけて
ゆっくり休みましょう!
○風邪の引き始め
・Acon (アコナイト/ヨウシュトリカブト)
・Ferr-p (ファーランフォス/リン酸鉄)
○喉の痛み・炎症
・Arg-n (アージニット/硝酸銀)
・Mag-p (マグフォス/リン酸マグネシウム)
・Ferr-p (ファーランフォス/リン酸鉄)
・Bell (ベラドーナ/セイヨウハシリドコロ)